日语能力测试二级阅读练习17

全国等级考试资料网 2019-01-23 08:32:07 62
次の文章を読んで,後の问いに答えなさい。答えは,1,2,3,4から最も适当なものを一つ选びなさい。
小さい顷,仆はひどく无口な少年だった。両亲は心配して,仆を知り合いの精神科医の家に连れていた。
(中略)
仆たちは2人きりで向かい合っていた。正面の壁からはモーツアルトの肖像画が臆病な猫みたいにうらめし気に仆をにらんでいた。「昔ね、あるところにとても人も良い山羊がいたんだ。」①素敌な出だしだった。仆は目を闭じて人の良い山羊を想像してみた。「山羊はいつも重い金时计を首から下げて、ふうふういいながら歩き回ってたんだ。ところがその时计は、②やたらに重いうえに壊れて动かなかった。そこに友达の兔がやってきてこう言った。ねえ山羊さん、なぜ君は动きもしない时计をいつもぶらさげてるの重そうだし、役にもたたないじゃないかってさ。そりゃ重いさって山羊が言った。でもね、惯れちゃったんだ。时计が重いのにも、动かないのにもね。」医者はそう言うと自分のァ§ンジジュースを饮み、ニコニコしながら仆を见た。仆は黙って话の続きを待った。「ある日、山羊さんの诞生日に兔はきれいなりボンのかかった小さな箱をプレゼントした。それはキラキラ辉いて、とても軽く、しかも正确に动く新しい时计だったんだね。山羊さんはとっても喜んでそれを首にかけ、みんなに见せて回ったのさ。」そこで话は突然に终わった。「君が山羊、仆が兔、③时计は君の心さ。」仆は④だまされたような気分のまま、仕方なくうなずいた。
(中略)
次に仆たちのやったことはフリートーキングだった。「猫について何でもいいからしゃべってごらん。」仆は考える振りをして首をグルグルと回した。「思いつくことなら何だっていいさ。」「四つ足の动物です。」「象だってそうだよ。」「ずっと小さい。」「それから」「a」「b」「鱼.」「c」「d」そんな具合だ。
医者の言ったことは正しい。文明とは伝达である。伝达すべきことがなくなったとき、文明は终わる。バチンOFF.
十四歳になった春、信じられないことだが、まるで(⑤)ように仆は突然しゃべりはじめた。何をしゃべったのかまるで覚えてはいないが、十四年间のブランクを埋め合わせるかのように仆は三ヶ月かけてしゃべりまくり、七月の半ばにしゃべり终えると四十度の热を出して三日间学校を休んだ。热が引いた後、仆は结局のところ无口でも
(⑥)でもない平凡な少年になっていた。
注1モーツァルト:18世纪後半のオーストリアの音楽家。
注2フリートーキング:议题や形式をきめないで自由に话し合うこと。
注3ブランク:ある期间场所において何も无いこと。空白。
问1①「素敌な出だしだった」とはどういうことか。
1医者が仆にモーツアルトの美しい曲を闻かせ出したこと。
2医者と仆との初めての会话がうまく流れ出したこと。
3医者の话の始めの部分に仆がとても兴味をひかれたこと。
4医者に対して仆がきわめて亲しい第一印象を抱いたこと。
问2②「やたらに」と同じような意味をもつ言叶はどれか。
1むだに
2いたく
3とんと
4さして
问3③时计は君の心さ」とあるが、ここではどういうことの比喩か。
1自分一人で悩んでいないで、ひとに相谈してみるのが良いということ。
2仲の良い友达さえあれば、いつでも助けてくれるということ。
3不都合なことに惯れてしまうと、より良いことに気づかなくなってしまうということ。
4自分のしっかりした考えがないと、すぐにひとの言动に左右されてしまうということ。
问4④「だまされたような気分」とあるが、ここではどのような気持ちか。
1话があまり急に终わったので、あっけにとられている気持ち。
2话の内容があまりに难しかったので、当惑している気持ち。
3话の结论があまりに平凡で退屈だったので、がっかりしている気持ち。
4话の结论があまりに期待していたものとかけ离れていたので、里切られた気持ち。
问5「a」「b」「c」「d」に入る言叶の组み合わせとして、正しいものはどれか。
1 a「家庭で饲われていて、きが向くとねずみを杀す。」
b「何を食べる」
c「ソーセージは」
d「ソーセージも。」
2 a「何を食べる」
b「家庭で饲われていて、きが向くとねずみを杀す。」
c「ソーセージは」
d「ソーセージも。」
3 a「何を食べる」
b「ソーセージは」
c「家庭で饲われていて、きが向くとねずみを杀す。」
d「ソーセージも。」
4 a「家庭で饲われていて、きが向くとねずみを杀す。」
b「ソーセージは」
c「何を食べる」
d「ソーセージも。」
问6(⑤)に入る最も适当なものはどれか。
1せきらら
2せきをきる
3せきこむ
4せきのやま
问7(⑥)に入る最も适当な言叶はどれか。
1おはなし
2おすまし
3おしゃべり
4おしゃれ
正解
问1-3 问2-2 问3-3 问4-4 问5-1 问6-2 问7-3
ネズミの仲间のレミングは、集団で行动し、川や湖に飞び込んで死ぬことがある。
それは、レミングが异常に増えて、そのままだと絶灭しかねない。そこで、种を存続させるために、一部を残して新天地を求め、たまたま川や湖にぶつかって、「集団自杀」するのだ――ふつう、こう思われている。
しかし、レミングの亲戚であるエゾやチネズミでそうではないことを立证した人がいる。
(中略)
エゾやチネズミは繁殖期になると、雌が縄张りをもち、雄は縄张りをもたない。そして、雌が発情すると、何匹かの雄が接近し、竞争する。
竞争に负けた者は、当然他の场所へ移动するケースが多いが、その场合、川があろうとかまわず泳いで、新しい场所へ行ったほうが、少なしは自分も繁殖に参加できる可能性が出てくると言うもの。
だから、レミングが川や湖に飞び込む「集団自杀」は、(①)
问(①)に入る最も适当なものはどれか。
1异常に増えて絶灭しかねないから、一部を残して种を存続させるためなのだ。
2雄が縄张りをもたないようにして、雌の縄张りを守るためなのだ。
3种の存続のためではなく、自分自身が有利になるためなのだ。
4雄が雌に自らの强さを见せようと竞争するためなのだ。
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